ユキノオーウルガモス

BW環境初期に流行ったユキノオーウルガモス構築が今ワンチャンあるらしいので考察。


ユキノオーウルガモスユキノオーに出てくる鋼ポケモンに対しウルガモスが対面した際の圧力が強く、ウルガモスの苦手な水ポケモンユキノオーが強い、といったシナジーがある。
その他にもウルガモスは雨キングドラ、砂ドリュウズに一方的にやられてしまうものの、ユキノオーで天候を霰にすることでウルガモスがそれぞれに先制で動けるというメリットがある。
当時はまだカバドリが出現していなかったものの、雨、砂という二大天候パに強いため、私はBW終盤でも使い続けていた。
(といってもステロが大流行してウルガモスを使う時期は少なかったが)


今回はユキノオーウルガモスを中心として考える。
残りのポケモンはこれらの苦手なポケモンに強くする。


この2匹ではボルトロスバンギラスあたりがきつい。そのためガブリアスが第一候補である。
ガブリアスユキノオーがスカーフではない限りスカーフ運用が基本となるだろう。
単純に相性がいいほかにも、ユキノオーウルガモスで吹雪と交代を繰り返すだけでも、ほのおのからだのワンチャンと霰ダメージでかなり削ることができる。
相手の3匹をうまくユキノオーウルガモスだけで消耗させることができれば、試合終盤に出てきたスカーフガブリアスで全抜きを狙うことができる。
主にこの戦法で戦うことになるだろう。


ここまでではローブシンに負けるポケモンが多く、しねんのずつきや冷凍パンチ、いわなだれを覚えているメタグロスにも全体的に弱い。
そこでソーナンスが入る。
 ローブシンメタグロスを狩る役割の他にも、アンコールからのウルガモスちょうのまいはかなりのプレッシャーを与えることができるだろう。


ユキノオーウルガモスガブリアスソーナンス
残りはウルガモスラティオスバシャーモメタモンパルシェンバンギラスあたりに強くしたい。
その中ではウルガモスバシャーモパルシェンに強く、ユキノオーと相性の良いブルンゲルは入りやすいだろう。


また、相手のラティオスに対して鋼ポケモンを用意しておきたいが、ユキノオーウルガモスガブリアスが中心だと全員タイマンで勝てるため、無理に用意をする必要はない。
使いやすいハッサムはいざ使ってみるとユキノオーハッサムの並びの際に、炎・飛行・格闘・岩が一貫していて受けとしてみると数値が非常に低く、心細い。
ただでさえメガネ流星群を受けるのがつらいのに霰ダメージも合間って2回目を受けることが厳しい。


そんな中注目しているのが防塵シュバルゴである。
防塵で残飯を持たせることで霰の中、相手はダメージを受けるが、こちらは回復していく。
サンプルとしては食べ残し、メガホーンアイアンヘッドおいうち(orはたきおとすorどくどく)まもる
あたりだろう。ハッサムとタイプは同じでユキノオーと弱点が被っているものの、耐久種族値は高く、防塵残飯のおかげでだいぶ余裕がある。


相手のテラキオンゴウカザルなどはユキノオーウルガモスガブリアスが状況次第で一方的にやられてしまうため、ラティオスラティアスも採用候補だろう。



現環境の中では、流行りの対面構築というものがあり、人によって定義は様々である。
その中で誰が言ったか「めざ炎ユキノオー一貫構築」。
ノオーウルガの苦手なバンギラスもテクニシャンキノガッサの登場で数を減らし、キノガッサ自体はノオーウルガがスカーフ、ラム、寝言など持つことで返り討ちにすることができるだろう。



そしてユキノオーウルガモスガブリアスソーナンスシュバルゴラティオスと並べると、
一時期使っていたソーナンスロズレイドファイヤーガブリアスラティアスハッサムとタイプ面が非常に似ている。

それだけ炎+ガブリアスやラティ+鋼、ソーナンス+龍などの並びが美しいことが分かる。



ユキノオーパーティ、さらに詳しい解説はバトル奥義5(http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4861994543/)に載っています。